
公開日 2013/04/26 125分
カンヌで惨敗、『そして父になる』と明暗を分けた作品だが、結構面白く観ることができた。
カンヌで無視されたのは、死刑を肯定する表現があるからだろうか。
いや『ダンサー・イン・ザ・ダーク』はグランプリを取ってるよなぁ。
まぁ、その時の審査員にも依るのだろうけれど、トレーラー爆破シーンのように特撮に粗が見えるからだろうか。
まあ、図抜けた作品でないのは確かだし、ハリウッドならこの程度はゴロゴロしてるのかもしれない。
とはいえ、これが東宝作品ならもっとヒットしただろうな、とは思う。
それくらいに隙なく作られてはいた。
藤原竜也やと大沢たかおは、かなりいい演技を見せる。
カンヌで絶賛されたという噂の藤原竜也だが、彼の演技力からいえば、フツーのレベルだと思う。
『コン・エアー』のスティーヴ・ブシェミをちょっと彷彿させる。
酷いのが岸谷吾朗だ。昭和ドラマかと思うような独特な間を持っている。
松嶋は、原作では男役らしい。
そりゃ小説なら当然男の役だ。
それが映画では女性役になる。
これも画面の彩りを考えると、映画としては当然なんだろう。
犯人の護送にあっと思わせるような手がないのが残念。
というより何より、冒頭のからの盛り上がりが、結末に向かって盛り下って行くのが何より残念。
原題 藁の楯 わらのたて
製作国 日本
製作 「藁の楯」製作委員会
製作 日本テレビ
製作 ワーナー・ブラザース
配給 ワーナー・ブラザース
監督 三池崇史 Miike Takashi
製作 藤本鈴子 Fujimoto Suzuko
製作 久松猛朗 Hisamatsu Takeo
製作 奥野敏聡 Okuno Toshisato
プロデューサー 北島直明 Kitajima Naoaki
プロデューサー 坂美佐子 Saka Misako
製作総指揮 城朋子 Jyo Tomoko
製作総指揮 ウィリアム・アイアトン William Ireton
製作総指揮 奥田誠治 Okuda Seiji
製作総指揮 小岩井宏悦 Koiwai Hiroyoshi
原作 木内一裕 Kiuchi Kazuhiro
脚本 林民夫 Hayashi Tamio
撮影 北信康 Kita Nobuyasu
編集 山下健治 Yamashita Kenji
音楽 遠藤浩二 Endo Koji
出演 大沢たかお Ohsawa Takao
出演 松嶋菜々子 Matsushima Nanako
出演 岸谷五朗 Kishitani Goro
出演 伊武雅刀 Ibu Masatou
出演 永山絢斗 Nagayama Kento
出演 余貴美子 Yo Kimiko
出演 藤原竜也 Fujiwara Tatsuya
出演 山崎努 Yamazaki Tsutomu
出演 本田博太郎 Honda Hirotarou
出演 高橋和也 Takahashi Kazuya