公開日 1975/11/29 118分
70年代を代表するサスペンス映画。
この時期は冷戦などの国際舞台を扱ったスパイ、CIA、FBI等々が星の数ほど作られたが、それらの中でも第一級といえるであろう。
テーマ的に、時代とともに古くなるのはいたしかたないが、それを差し引いたにしても、十分に楽しめる作品である。
現在のように、銃を撃ちまくったり、血が飛び散ることもない、頭脳戦とも言える、追いつ追われる者の駆け引きが堪能できる。
事件に巻き込まれたレッドフォードの機転の面白さ、殺し屋マックス・フォン・シドーの存在感、フェイ・ダナウェイの意外な可愛さなど、様々な楽しみを含みつつも隙のない展開となっている。
レッドフォードとフェイ・ダナウェイの絡みなど、？的展開も、観客へのサービス・カットということで…。
ラストも印象的で、スッキリとした出来栄えの作品である。
原題 THREE DAYS OF THE CONDOR
製作国 アメリカ
配給 東宝東和
監督 シドニー・ポラック Sydney Pollack
製作 スタンリー・シュナイダー Stanley Schneider
製作総指揮 ディノ・デ・ラウレンティス Dino De Laurentiis
原作 ジェームズ・グラディ James Grady
脚本 ロレンツォ・センプル・Ｊｒ Lorenzo Semple,Jr.
脚本 デヴィッド・レイフィール David Rayfiel
撮影 オーウェン・ロイズマン Owen Roizman
音楽 デイヴ・グルーシン Dave Grusin
出演 ロバート・レッドフォード Robert Redford
出演 フェイ・ダナウェイ Faye Dunaway
出演 クリフ・ロバートソン Cliff Robertson
出演 マックス・フォン・シドー Max Von Sydow
出演 ジョン・ハウスマン John Houseman
出演 アディソン・パウエル Addison Powell