ジュリエットからの手紙

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公開日 2011/05/14  105分


★★★★ 4.0


原題はLETTERS TO JULIET、邦題はジュリエットからの手紙。
現代のおとぎ話であることに間違いはない。
イタリアのヴェローナでは今もジュリエットへの手紙が書かれ続けているのは知らなかったが、この展開が現実にあるとは思えない。
だが、『もしかしたら、あるかもね』と思わなければ、見続けることはできない。
美しいイタリアを舞台にしながらも、過去の恋愛を追う旅はロマンチックといえるのだろうか…
などと思いながらも、予想をまったく裏切らない展開にも、卒がない、無難という評価がふさわしいのかもしれない。
ヴァネッサ・レッドグレーヴの存在感で押し切る映画。
ガエル・ガルシア・ベルナルやフランコ・ネロ等、脇も無難に固められている。
へぇー、ヴァネッサ・レッドグレーヴとフランコ・ネロは実の夫婦なんだ。
アマンダ・セイフライドはまだまだ人気先行。
愛に対する一途さを謳ってはいるものの、傑出したところの見えない作品で、決着にも素直に喜べない綻びがあったりするが、息抜きや気分転換に観るには適した、適度にハッピーな作品。

原題  LETTERS TO JULIET

製作国 アメリカ
製作 Summit Entertainment
製作 Applehead Pictures
配給 ショウゲート

監督 ゲイリー・ウィニック Gary Winick
製作 キャロライン・カプラン Caroline Kaplan
製作 エレン・バーキン Ellen Barkin
製作 マーク・キャントン Mark Canton
製作総指揮 ロン・シュミット Ron Schmidt
脚本 ホセ・リベーラ Jose Rivera
脚本 ティム・サリヴァン Tim Sullivan
撮影 マルコ・ポンテコルヴォ Marco Pontecorvo
プロダクションデザイン スチュアート・ワーツェル Stuart Wurtzel
衣装デザイン ニコレッタ・エルコーレ Nicoletta Ercole
編集 ビル・パンコウ Bill Pankow
音楽 アンドレア・グエラ Andrea Guerra

出演 アマンダ・セイフライド Amanda Seyfried
出演 クリストファー・イーガン Christopher Egan
出演 ガエル・ガルシア・ベルナル Gael Garcia Bernal
出演 フランコ・ネロ Franco Nero
出演 ヴァネッサ・レッドグレーヴ Vanessa Redgrave
出演 マルシア・デボニス Marcia DeBonis
出演 ルイーザ・ラニエリ Luisa Ranieri