ドライヴ

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公開日 2012/03/31  100分


★★★★★★★ 7.0


寡黙な逃がし屋(ドライバー)を主人公にした本作は、『トランスポーター』ではなく、『ザ・ドライバー』だ。

素性も知れず孤独に過ごす男に、ある日守るべきものと立ちはだかる組織が現れるという筋書きは、ありふれたというなかれ、これがシビれるのだ。
夜の極彩色をシャープに切り取った映像がいい。
黙る男を演じるライアン・ゴズリングがいい。
キャリー・マリガンは微妙だが悪くはない。

ストーリー、キャスト、映像、音楽、どれをとっても「魅力的」という表現がピッタリな作品だ。
掴みの警察をから逃げるシーン、組織とのカーチェイスなど、これまでに描き尽くされたシーンとはいえ、画面には強く惹きつけるものを感じた。
彼女の心の動きもうまく描けていると思うし、安易な不倫ものにせず、ストイックなのも好ましい。
殺す相手に対してなぜマスクするのか分からないなどの場面もあるが、車とバイオレンスを主軸とした映画の中でもお気に入りの作品。

原題  DRIVE

製作国 アメリカ
製作 Bold Films
製作 Odd Lot Entertainment
製作 Marc Platt Productions
製作 Motel Movies
製作 FilmDistrict
配給 クロックワークス  KlockWorx Co.ltd

監督 ニコラス・ウィンディング・レフン Nicolas Winding Refn
製作 マーク・プラット Marc E. Platt
製作 アダム・シーゲル Adam Siegel
製作 ジジ・プリッツカー Gigi Pritzker
製作 ミシェル・リトヴァク Michel Litvak
製作 ジョン・パレルモ John Palermo
製作総指揮 デヴィッド・ランカスター David Lancaster
製作総指揮 ゲイリー・マイケル・ウォルターズ Gary Michael Walters
製作総指揮 ビル・リシャック Bill Lischak
製作総指揮 リンダ・マクドナフ Linda McDonough
製作総指揮 ジェフリー・ストット Jeffrey Stott
製作総指揮 ピーター・シュレッセル Peter Schlessel
原作 ジェームズ・サリス James Sallis
脚本 ホセイン・アミニ Hossein Amini
撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル Newton Thomas Sigel
プロダクションデザイン ベス・マイクル Beth Mickle
衣装デザイン エリン・ベナッチ Erin Benach
編集 マット・ニューマン Mat Newman
音楽 クリフ・マルティネス Cliff Martinez

出演 ライアン・ゴズリング Ryan Gosling
出演 キャリー・マリガン Carey Mulligan
出演 ブライアン・クランストン Bryan Cranston
出演 クリスティナ・ヘンドリックス Christina Hendricks
出演 ロン・パールマン Ron Perlman
出演 オスカー・アイザック Oscar Isaac
出演 アルバート・ブルックス Albert Brooks