
公開日 2011/02/26 118分
何故これがオスカー作品なのだ?まず観終って浮かんだ疑問だ。
平均した高評価、それが勝因なのだろうが腑に落ちない。
国王というものに対する私の畏敬の念のなさが、私の評価に表れたのだろうか・・・。
国王というファクターがなければ、それほどの物語ではない。
自分の欠点を克服しようとする男の話だ。
そこには、自分を高めようという飛翔感はなく、王というステータス、運命との葛藤の方が印象深い。
国王として伝えたいことがあるという意志がスピーチの原動力というのも、あまりに陳腐だ。
年間のベストがこれでは寂しいというものだ。
吃音については、英語の吃音がどういうものかが分かっていないので、その巧さはあまり分からないが、演技陣は無難に上手い。
時代の描写もらしさが出ているが、この監督に噂ほどのきらめきは感じなかった。
原題 THE KING'S SPEECH
製作国 イギリス
製作国 オーストラリア
製作 See Saw Films
製作 Bedlam Productions
製作 Aegis Film Fund
製作 FilmNation Entertainment
製作 Molmare London
配給 ギャガ
監督 トム・フーパー Tom Hooper
製作 イアン・カニング Iain Canning
製作 エミール・シャーマン Emile Sherman
製作 ギャレス・アンウィン Gareth Unwin
製作総指揮 ジェフリー・ラッシュ Geoffrey Rush
製作総指揮 ティム・スミス Tim Smith
製作総指揮 ポール・ブレット Paul Brett
製作総指揮 マーク・フォリーニョ Mark Foligno
製作総指揮 ハーヴェイ・ワインスタイン Harvey Weinstein
製作総指揮 ボブ・ワインスタイン Bob Weinstein
脚本 デヴィッド・サイドラー David Seidler
撮影 ダニー・コーエン Danny Cohen
プロダクションデザイン イヴ・スチュワート Eve Stewart
衣装デザイン ジェニー・ビーヴァン Jenny Beavan
編集 タリク・アンウォー Tariq Anwar
音楽 アレクサンドル・デスプラ Alexandre Desplat
出演 コリン・ファース Colin Firth
出演 ジェフリー・ラッシュ Geoffrey Rush
出演 ヘレナ・ボナム=カーター Helena Bonham Carter
出演 ガイ・ピアース Guy Pearce
出演 ティモシー・スポール Timothy Spall
出演 デレク・ジャコビ Derek Jacobi
出演 ジェニファー・イーリー Jennifer Ehle
出演 マイケル・ガンボン Michael Gambon
出演 エイドリアン・スカーボロー Adrian Scarborough
出演 ロジャー・ハモンド Roger Hammond
出演 クレア・ブルーム Claire Bloom