
公開日 2009/10/24 135分
ラジオが隆盛を極めていたロック黎明期のイギリス。
規制や権力に抗って1日中ロックやポップを流し続ける海賊ラジオ局が舞台だ。
まだ世の中に認められていなかったジャンルの音楽に版権も何もなかったのだろう。
規制するのは著作権ではなく、社会的な秩序や道徳だ。
そんな規制に反発して、純粋に好きな音楽を流すという衝動に駆られた破天荒なDJ達を観ているだけで楽しいし、音楽もいい。
好きな音楽を共有したい、そんな情熱はよく分かる。
変に情にほだされないストーリーもいい。
沈没シーンで命からがらで持ち出したレコードを『つまらないレコード』とポイッとするところなど、妙に頷けてしまって最高だ。
マストからの飛び降りなど、くだらない見栄にこそ価値を見出だす姿や、若者の初体験など、青春映画ぽくもあるが、その一方で青春の一時期のバカ騒ぎに留まらない、いつまでも続けられないという悲哀も垣間見せて、「作り込まれている」という印象が強い内容だ。
原題 THE BOAT THAT ROCKED
製作国 イギリス
製作国 ドイツ
製作 Studio Canal
製作 Medienproduktion Prometheus Filmgesellschaft
製作 Tightrope Pictures
配給 東宝東和
監督 リチャード・カーティス Richard Curtis
製作 ティム・ビーヴァン Tim Bevan
製作 エリック・フェルナー Eric Fellner
製作 ヒラリー・ビーヴァン・ジョーンズ Hilary Bevan Jones
製作総指揮 リチャード・カーティス Richard Curtis
製作総指揮 デブラ・ヘイワード Debra Hayward
製作総指揮 ライザ・チェイシン Liza Chasin
脚本 リチャード・カーティス Richard Curtis
撮影 ダニー・コーエン Danny Cohen
プロダクションデザイン マーク・ティルデスリー Mark Tildesley
衣装デザイン ジョアンナ・ジョンストン Joanna Johnston
編集 エマ・E・ヒコックス Emma E. Hickox
出演 フィリップ・シーモア・ホフマン Philip Seymour Hoffman
出演 トム・スターリッジ Tom Sturridge
出演 ビル・ナイ Bill Nighy
出演 ウィル・アダムズデイル Will Adamsdale
出演 トム・ブルック Tom Brooke
出演 リス・ダービー Rhys Darby
出演 ニック・フロスト Nick Frost
出演 キャサリン・パーキンソン Katherine Parkinson
出演 クリス・オダウド Chris O'Dowd
出演 アイク・ハミルトン Ike Hamilton
出演 ケネス・ブラナー Kenneth Branagh
出演 シネイド・マシューズ Sinead Matthews
出演 トム・ウィズダム Tom Wisdom
出演 ジェマ・アータートン Gemma Arterton
出演 ラルフ・ブラウン Ralph Brown
出演 リス・アイファンズ Rhys Ifans
出演 タルラ・ライリー Talulah Riley
出演 ジャニュアリー・ジョーンズ January Jones
出演 エマ・トンプソン Emma Thompson