
公開日 2011/06/24 111分
このあからさまなスピルバーグ・タッチはどうだ。
スピルバーグ自身がプロデュースしているだけに問題はないが、ストーリーや表現の枯渇が叫ばれて久しいハリウッドは、オマージュやリスペクトの名のもとにこのような作品を作り続けている・・・。
80年代のスピルバーグの作品、『未知との遭遇』や『ET』を彷彿させる。
時代背景へのノスタルジー、初恋の頃へのノスタルジーいっぱいで、特に前半は快い微かな胸の傷みを感じつつ観ることとなった。
宇宙生物が姿を現すまでの、迫りつつある恐怖と並行する初恋や親子の感傷の表現は素晴らしい。
エル・ファニング演じる「この頃の憧れの存在」も見事にハマっている。
『未知との遭遇』ばりの、少女を救い出すまでのアクションの混沌ぶりは余り好みではないが、クライマックスの大スペクタクルもなかなかいい。
ラストにその全容が明らかにされる「スーパー8」が可愛く微笑ましい。
原題 SUPER 8
製作国 アメリカ
製作 Amblin Entertainment
製作 Bad Robot t
製作 パラマウント Paramount Pictures
配給 パラマウント Paramount Pictures
監督 J・J・エイブラムス JJ Abrams
製作 スティーヴン・スピルバーグ Steven Spielberg
製作 J・J・エイブラムス J.J. Abrams
製作 ブライアン・バーク Bryan Burk
製作総指揮 ガイ・リーデル Guy Riedel
脚本 J・J・エイブラムス JJ Abrams
撮影 ラリー・フォン Larry Fong
プロダクションデザイン マーティン・ホイスト Martin Whist
衣装デザイン ハー・ウィン Ha Nguyen
編集 メリアン・ブランドン Maryann Brandon
編集 メアリー・ジョー・マーキー Mary Jo Markey
音楽 マイケル・ジアッキノ Michael Giacchino
出演 ジョエル・コートニー Joel Courtney
出演 エル・ファニング Elle Fanning
出演 カイル・チャンドラー Kyle Chandler
出演 ライリー・グリフィス Riley Griffiths
出演 ライアン・リー Ryan Lee
出演 ガブリエル・バッソ Gabriel Basso
出演 ザック・ミルズ Zach Mills
出演 ロン・エルダード Ron Eldard
出演 ノア・エメリッヒ Noah Emmerich
出演 ジェシカ・タック Jessica Tuck
出演 ジョエル・マッキノン・ミラー Joel McKinnon Miller
出演 グリン・ターマン Glynn Turman
出演 ケイティ・ロウズ Katie Lowes
出演 デイル・ディッキー Dale Dickey
出演 ジャック・アクセルロッド Jack Axelrod