公開日 2010/02/27 128分
この手の作品を製作するスタッフ、キャストには勇気が要ると思う。
「たった一人の報われない黒人少年を救った白人を謳った自己満足作品」などというレッテルが目に浮かぶからだ。
そこでは実話という説得力も何も意味しない。
それを承知で作っている製作側には、たとえ批判であっても、話題となることで、このような現実に目を向けてもらえる意義の大きさに価値を見い出しているのだろう。
オスカー作品賞ノミネート、サンドラ・ブロックの主演女優賞というのも作品自体の意義を加味されたものなのかもしれない。
確かにアメリカの現実に疎い私には、これでオスカー候補？的に感じられた。
あまりに予定調和に進む内容は実話というフレコミがなければ、お粗末すぎる。
クィントン・アーロンはアメフト選手に見せるにはあと一息。
ジェイ・ヘッド、リリー・コリンズ、しかし相変わらずアメリカの子役は達者だな。
アンダーアーマー始め広告はたっぷり。
原題 THE BLIND SIDE
製作国 アメリカ
製作・配給 ワーナーブラザース
監督 ジョン・リー・ハンコック John Lee Hancock
製作 ギル・ネッター Gil Netter
製作 アンドリュー・Ａ・コソーヴ Andrew A. Kosove
製作 ブロデリック・ジョンソン Broderick Johnson
製作総指揮 モリー・スミス Molly Smith
製作総指揮 ティモシー・Ｍ・バーン Timothy M. Bourne
製作総指揮 アーウィン・ストフ Erwin Stoff
原作 マイケル・ルイス Michael Lewis
脚本 ジョン・リー・ハンコック John Lee Hancock
撮影 アラー・キヴィロ Alar Kivilo
ﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝﾃﾞｻﾞｲﾝ マイケル・コレンブリス Michael Corenblith
衣装デザイン ダニエル・オーランディ Daniel Orlandi
編集 マーク・リヴォルシー Mark Livolsi
音楽 カーター・バーウェル Carter Burwell
出演 サンドラ・ブロック Sandra Bullock
出演 クィントン・アーロン Quinton Aaron
出演 ティム・マッグロウ Tim McGraw
出演 キャシー・ベイツ Kathy Bates
出演 リリー・コリンズ Lily Collins
出演 ジェイ・ヘッド Jae Head
出演 レイ・マッキノン Ray McKinnon
出演 キム・ディケンズ Kim Dickens