出逢い

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公開日 1980/04/19  120分


★★★★★★ 7.0
(2009年)
★★★★★★★ 8.3
(1981年)


タイトルから連想されるような甘い恋愛劇ではない。
二枚目俳優ロバート・レッドフォード自身を投影したドラマだ。
煌びやかな栄光に彩られた主人公、
原題の『THE ELECTRIC HORSEMAN』そのままに、
電飾を纏ったロデオの伝説のチャンピオンは、
今では酒に溺れ腐れ切った生活の中にいる。
同じ境遇に陥っている名馬との出会いから、
主人公と名馬との復活と再生の物語が始まる。
単なる二枚目俳優との決別を謳った本作は、
とある男の生きる道、生き様を見せつけてかっこ良すぎる。
何度見てもぐっと来るいい作品だ。
旧友ジェーン・フォンダとの掛け合いは、
息のあったところを見せるが、サービス的な印象にとどまる。
主人公のひた向きさがあふれる、
馬とパトカーのチェイスシーンは何度見てもジンとくる。
(2009年)

よかった。特にレッドフォードが馬(ライジング・スター)に乗って、白バイ追われるシーンなんか体が震えそうなぐらい胸をうたれた。
彼の苦悩と新しい決意など、彼の思い入れが馬に乗って白バイから逃げる。
それを真正面から撮った演出も最高。
この映画はそれだけじゃない。
彼を包む人間の温かさ、フォンダの心境の変化など音楽のよさ、演出のよさと相まって大好きな映画である。
但し、題が気に入らない。
この映画こそ、原題が内容を象徴しているのだ!
(1981年)


原題  THE ELECTRIC HORSEMAN

製作国 アメリカ
製作 Wildwood Enterprises
製作 CIC Cinema International Corporation
配給 ユニヴァーサル映画
配給 コロムビア映画
配給 CIC

監督 シドニー・ポラック Sydney Pollack
製作 レイ・スターク Ray Stark
原作 シェリー・バートン Shelly Burton
原案 ポール・ギア Paul Gaer
原案 ロバート・ガーランド Robert Garland
脚本 ロバート・ガーランド Robert Garland
撮影 オーウェン・ロイズマン Owen Roizman
音楽 デイヴ・グルーシン Dave Grusin

出演 ロバート・レッドフォード Robert Redford
出演 ジェーン・フォンダ Jane Fonda
出演 ウィリー・ネルソン Willie Nelson
出演 ヴァレリー・ペリン Valerie Perrine
出演 ジョン・サクソン John Saxon
出演 ウィルフォード・ブリムリー Wilford Brimley