公開日 1983/07/23 145分
1983年公開の邦画売上No.1の作品。フジテレビの映画進出作。
やはり、いつの時代も動物ものは強いということだ。
とはいえ、内容が酷いという訳ではない。
あまりにも知られた事実であり、ストーリーはさておき、よく撮影したなと思える程、本物の南極の映像の迫力は凄い。
主役はあくまで犬。キャストの出番も台詞も少ない。
ただでさえ無口な健さんが、いつもに増して話さない。
南極に置き去りにされた１５匹の犬達。
人間なら必ず救いに行く筈で、「犬だから」で判断した者が必ずいる筈。
置き去りにして苦しむ者達を描くなら、判断の良い悪いは別にしても、そう判断した者の意志も確り描くべき。
南極の自然の描写が長いため、上映時間も長い。
寒くて空腹は最悪だよね。オーロラが怖いんだ。
自然がそうであっても、作品が良くても、観賞はもう充分。
可愛そうなので、二度は観たくない作品。
『キタキツネ物語』（同監督）もそうだな。音楽はよかったけど。
原題 南極物語
製作国 日本
製作・配給 日本ヘラルド映画
製作・配給 東宝
監督 蔵原惟繕 Kurahara Koreyoshi
製作指揮 日枝久 Hieda Hisashi
製作 古岡滉 Furuoka Hiroshi
製作 鹿内春雄 Shikanai Haruo
製作 蔵原惟繕 Kurahara Koreyoshi
製作 森島恒行 Morishima Tsuneyuki
企画 角谷優 Kakutani Masaru
脚本 蔵原惟繕 Kurahara Koreyoshi
脚本 野上龍雄 Nogami Tatsuo
脚本 佐治乾 Saji Kan
脚本 石堂淑朗 Ishidou Toshirou
撮影 椎塚彰 Shiizuka Akira
美術 徳田博 Tokuda Hiroshi
編集 鈴木晄 Suzuki Akira
音楽 ヴァンゲリス Vangelis
出演 高倉健 Takakura Ken
出演 渡瀬恒彦 Watase Tsunehiko
出演 岡田英次 Okada Eiji
出演 夏目雅子 Natsume Masako
出演 荻野目慶子 Oginome Keiko
出演 日下武史 Kusaka Takeshi
出演 神山繁 Kouyama Shigeru
出演 山村聰 Yamamura Sou
出演 江藤潤 Etoh Jun
出演 佐藤浩市 Sato Koichi
ﾅﾚｰｼｮﾝ 小池朝雄 Koike Asao