ニュー・シネマ・パラダイス

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公開日 1989/12/16  124分


★★★★★★★★★ 9.0


『この映画を観て泣けないヤツは鬼と呼ばれても仕方ない』といわれる名作。
冒頭、夜中に電話が鳴る。男の傍らで眠る女性が電話に出る。
電話は男の母親からだが要領を得ないため、適当にあしらってしまう。
雷の明かりに映し出される男の顔。
母親は、息子が幸せに暮らしていないことを悟ったに違いない。
後で母親の台詞でも表されるが、遠くに息子をやった母親は、電話一つでも全てを悟ることができるのだ。
この一部が全部と言ってよく、すべてに渡ってこのように優しく深い愛情が表現されている。

そう、この物語はラストシーンが圧巻なだけではないのだ。
全編に渡って細部まで行き届いた優しい視線、美しい映像が溢れている。
だからこそ、私は予告を観ただけでも、ググッときてしまう。
最高峰の1本だと思う。

原題  NUOVO CINEMA PARADISO

製作国 イタリア
製作国 フランス
製作 クリスタルディ・フィルム
製作 レ・フィルム・アリアーヌ
製作 TFIフィルム・プロ
製作 RAI3
製作 フォーラム・ピクチャーズ
配給 ヘラルド・エース 
配給 日本ヘラルド映画

監督 ジュゼッペ・トルナトーレ Giuseppe Tornatore
製作 フランコ・クリスタルディ Franco Cristaldi
脚本 ジュゼッペ・トルナトーレ Giuseppe Tornatore
撮影 ブラスコ・ジュラート Blasco Giurato
編集 マリオ・モッラ Mario Morra
音楽 エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone
音楽 アンドレア・モリコーネ Andrea Morricone

出演 フィリップ・ノワレ Philippe Noiret
出演 ジャック・ペラン Jacques Perrin
出演 サルヴァトーレ・カシオ Salvatore Cascio
出演 マルコ・レオナルディ Marco Leonardi
出演 アニェーゼ・ナーノ Agnese Nano
出演 プペラ・マッジオ Pupella Maggio
出演 レオポルド・トリエステ Leopoldo Trieste
出演 アントネラ・アッティーリ Antonella Attili
出演 エンツォ・カナヴァレ Enzo Cannavale
出演 イサ・ダニエリ Isa Danieli
出演 レオ・グロッタ Leo Gullotta
出演 タノ・チマローサ Tano Cimarosa
出演 ニコラ・ディ・ピント Nicola Di Pinto