
公開日 2007/11/23 99分
最近は「フォーン・ブース」「オペラ座の怪人」と好調な
職人監督ジョエル・シューマカー。
しかし本作は・・・『最近はこのオチしかないんかい!』的な結末が苦しい。
23に纏わる符丁は、劇中でも言われている通り、どうにでもなる数字合わせであり、強引過ぎる。
そもそもどうして23が呪われた数字なのかのインパクトが薄い。
しかし、謎解きとしては『ダヴィンチ・コード』ほどではないが、なかなか面白いと思う。
「自分の人生は自分が決めるもの」的な結末的な教訓も、ヴァージニア・マドセンの超強烈な二役も、良いところは多々散らばめられているにも関わらず、結局はラストのどんでん返しの選択の拙さが、すべてを覆してしまう。
製作側の誰か、『もうこのオチはやめようや』と言う者は居らんかったのか。
ジム・キャリーも頑張ってるんだけどね。
原題 THE NUMBER 23
製作国 アメリカ
製作・配給 角川映画
監督 ジョエル・シューマカー Joel Schumacher
製作 ボー・フリン Beau Flynn
製作 トリップ・ヴィンソン Tripp Vinson
製作総指揮 リチャード・ブレナー Richard Brener
製作総指揮 マイク・ドレイク Mike Drake
製作総指揮 トビー・エメリッヒ Toby Emmerich
製作総指揮 キース・ゴールドバーグ Keith Goldberg
脚本 ファーンリー・フィリップス Fernley Phillips
撮影 マシュー・リバティーク Matthew Libatique
プロダクションデザイン アンドリュー・ロウズ Andrew Laws
衣装デザイン ダニエル・オーランディ Daniel Orlandi
編集 マーク・スティーヴンス Mark Stevens
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ Harry Gregson-Williams
出演 ジム・キャリー Jim Carrey
出演 ヴァージニア・マドセン Virginia Madsen
出演 ローガン・ラーマン Logan Lerman
出演 ダニー・ヒューストン Danny Huston
出演 リン・コリンズ Lynn Collins
出演 パトリシア・ベルチャー Patricia Belcher
出演 コリー・ストール Corey Stoll