
公開日 2008/04/05 85分
全米では『トランスフォーマー』公開時に、タイトルなしの予告が上映され、自由の女神の首が吹っ飛んでくるなどの映像で話題を煽りまくった作品。
全編、登場人物のハンディカメラの映像のみで描く手法のため、画面は絶えずそれなりに揺れる。(耐えられないとか酔うほどではなかったが)
勿論、BGM等も無い。エンディングの音楽は・・・ゴジラ風?
しかし、低予算という縛りに対して、それなりに構成は練られている。
東京への栄転祝いの送別パーティを映すハンディカメラによる登場人物照会。
夜だから外で何が起こっているのか見え辛い。
突如起こる爆音と振動、ステレオの奇声。
その後の、理由も分からずに巻き込まれていく大惨事が描かれる。
『ブレアウィッチプロジェクト』の二番煎じとの評が多いが、観ていないし、宣伝通り『アトラクション・ムービー』と割り切って観たため、かなり面白く見ることができた。
ゴジラ風もあれば、エイリアン風もあり、何でもあり。
ただ、物語を深掘りして観る人にはかなりキツイと思う。
どうして武器を(鉄パイプの一本も)携帯しないのだ?
で、危機に瀕した時には手近にあるのだ?
〝あれ〟の造形も意見が分かれるだろう(私的には巨神兵)が、ヘリから初めて見る全貌はなかなかの迫力映像だった。
ラストの映像もなかなか凝られて、上手く収められている。
画面の揺れに酔わない人、何も考えずに観たい時にはいいカモ。
原題 CLOVERFIELD
製作国 アメリカ
製作 Paramount Pictures
製作 Bad Robot
配給 パラマウント
配給 角川映画
監督 マット・リーヴス Matt Reeves
製作 J・J・エイブラムス J.J. Abrams
製作 ブライアン・バーク Bryan Burk
製作総指揮 ガイ・リーデル Guy Riedel
製作総指揮 シェリル・クラーク Sherryl Clark
脚本 ドリュー・ゴダード Drew Goddard
撮影 マイケル・ボンヴィレイン Michael Bonvillain
プロダクションデザイン マーティン・ホイスト Martin Whist
衣装デザイン エレン・マイロニック Ellen Mirojnick
編集 ケヴィン・スティット Kevin Stitt
出演 マイケル・スタール=デヴィッド Michael Stahl-David
出演 マイク・ヴォーゲル Mike Vogel
出演 オデット・ユーストマン Odette Yustman
出演 ジェシカ・ルーカス Jessica Lucas
出演 T・J・ミラー T.J. Miller
出演 リジー・キャプラン Lizzy Caplan