公開日 2006/07/15 135分
オリジナルは観たと思うが憶えていない・・・何故だ？
多分、それだけの作品だったのだろう。
クライマックスに、台詞を消して歌を入れるなんて、今やありえないことと思っていたことが起こる作品。
いくらタイアップとかのしがらみがあったとしても、Ｂ級アメリカ映画でも見なくなった手法だ。
見られるのは大阪国際マラソンくらいか・・・。
それはさておき、技術の進歩によって、沈没の映像には目を見張るものがあり、「邦画もここまで来たか」とは思わせる。
基調アルマゲドンという世評はズレておらず、大体はそのようではあるが、『アルマゲドン』を支持しない私でさえ、筋書き的に劣っていると思う。
いつの時代も地球崩壊の危機を救うハイテク機器は遠隔操作ができないのは何故だ？
とはいえ、草彅と柴咲が結ばれないのが日本映画らしいところだ。
賛否はあろうが、アメリカ映画なら一度だけであっても、子供が生まれ、柴咲と地球の未来の象徴のように映されるだろう。
小松左京の「日本が沈没する」という奇想天外な発想と映像を楽しもう。
でも本作の内容もいずれ忘れてしまうだろうな。
原題 日本沈没
製作国 日本
製作・配給 東宝
監督 樋口真嗣 Higuchi Shinji
製作 中沢敏明 Nakazawa Toshiaki
製作総指揮 濱名一哉 Hamana Kazuo
原作 小松左京 Komatsu Sakyou
脚本 加藤正人 Katoh Masato
撮影 河津太郎 Kawazu Taro
美術 原田恭明 Harada Yasuaki
ﾌﾟﾛﾀﾞｸｼｮﾝﾃﾞｻﾞｲﾝ メイハー・アーマッド Maher Ahmad
編集 奥田浩史 Okuda Hiroshi
音楽 岩代太郎 Iwashiro Tarou
VFXｽｰﾊﾟｰﾊﾞｲｻﾞｰ 佐藤敦紀 Satoh Atsunori
VFXｽｰﾊﾟｰﾊﾞｲｻﾞｰ 田中貴志 Tanaka Takashi
VFXｽｰﾊﾟｰﾊﾞｲｻﾞｰ 道木伸隆 Michiki Nobutaka
VFXﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ 大屋哲男 Oya Tetsuo
助監督 足立公良 Adachi Kimiyoshi
出演 草彅剛 Kusanagi Tsuyosi
出演 柴咲コウ Shibasaki Kou
出演 豊川悦司 Toyokawa Etsuji
出演 大地真央 Daichi Mao
出演 及川光博 Oikawa Mitsuhiro
出演 石坂浩二 Ishizaka Koji
出演 丹波哲郎 Tanba Tetsuro