ロケッティア

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公開日 1991/12/07  108分


★★★★★★ 6.0


背中にロケットを背負って空を飛ぶという、マンガ的アイデアだけで、ここまで面白く話を膨らませるディズニーは、やはりスゴイ。
今から見るとCGは拙いし、「ありえね~」的描写は満載なのだが、まさにマンガを映画化したと思って観る分には、十分楽しめる。
この監督の、空を飛ぶ飛翔感、ドキドキ感を描く手腕は、後の『遠い空の向こうに』でも十分に活かされるのであるが、ディズニーに相応しい明るい興奮度がこの作品の持ち味である。
アクのない好青年を演じるビル・キャンベルは本作に相応しく、相棒役のアラン・アーキンはさすが名優の味を出している。
まだまだ若く垢抜けない雰囲気のジェニファー・コネリーも初々しいし、(後にビル・キャンベルと結婚)何と言ってもティモシー・ダルトンのマンガ的に悪役らしい悪役は、見事にハマって存在感を見せている。
人間が自由に飛べるという「夢」を描いてみせた、楽しい快作である。

原題  THE ROCKETEER

製作国 アメリカ
製作・配給 TSプロダクション
製作・配給 Warner Bros. Entertainment, Inc.

監督 ジョー・ジョンストン Joe Johnston
製作 ローレンス・ゴードン Lawrence Gordon
製作 チャールズ・ゴードン Charles Gordon
製作 ロイド・レヴィン Lloyd Levin
製作総指揮 ラリー・J・フランコ Larry J. Franco
原作 ディヴ・スティーヴンス Dave Stevens
脚本 ダニー・ビルソン Danny Bilson
脚本 ポール・デ・メオ Paul de Meo
撮影 ヒロ・ナリタ Hiro Narita
音楽 ジェームズ・ホーナー James Horner
特殊効果.SFX.VFX ILM ILM

出演 ビル・キャンベル Bill Campbell
出演 ジェニファー・コネリー Jennifer Connelly
出演 アラン・アーキン Alan Arkin
出演 ティモシー・ダルトン Timothy Dalton
出演 ポール・ソルヴィノ Paul Sorvino
出演 テリー・オクィン Terry O'Quinn
出演 マイケル・シャノン Michael Shannon