
公開日 1997/04/19 117分
ネゴシエーター=交渉人という言葉をポピュラーにした作品であるが、ネゴシエート=交渉シーンがあるのは冒頭のみである。
エディ・マーフィのマシンガントークによる交渉を期待して観る作品ではないのだ。
(そもそも原題は『METRO』だし)
また、「ビバリーヒルズコップ」シリーズのコミカルさもなく、エディ・マーフィによる「真面目な刑事アクション」である。
ハデなアクション・シーンは適度に散りばめられているもののストーリーに新味はなく、ごくありふれた内容である。
シリアスなエディ・マーフィは△。
相棒役のマイケル・ラパポートは○。
敵役のマイケル・ウィンコットも○。
つまり、脇に支えられた作品と言える。
ちなみに原題『METRO』はサンフランシスコを走る路上電車。
保管庫から持ち出した宝石類は燃えてしまった?
にもかかわらず、「裸のタヒチ」はマズイのでは・・・。
原題 METRO
製作国 アメリカ
製作・配給 ブエナビスタ
監督 トーマス・カーター Thomas Carter
製作 ロジャー・バーンバウム Roger Birnbaum
脚本 ランディ・フェルドマン Randy Feldman
撮影 フレッド・マーフィ Fred Murphy
音楽 スティーヴ・ポーカロ Steve Porcaro
タイトル・デザイン カイル・クーパー Kyle Cooper
出演 エディ・マーフィ Eddie Murphy
出演 マイケル・ラパポート Michael Rapaport
出演 マイケル・ウィンコット Michael Wincott
出演 カルメン・イジョゴ Carmen Ejogo
出演 キム・ミヨリ Kim Miyori