
公開日 1975/02/08 100分
パニック映画最盛期に作られたために、客寄せとしてこのような邦題になったのだろうが、これは内容を表していない邦題だ。
(邦題『パニック・イン・スタジアム』と同類だ)
だがその内容については当時としてはテンポもよく、結構引き締まった内容のサスペンスだ。
屈強な意思と身体を感じさせる犯人リーダー格のロバート・ショウ、瓢々とした中に鋭さを見せる刑事役ウォルター・マッソーの駆け引きが面白い。
地下鉄乗っ取りという意外な犯行が主題だけに、もう一ひねりした緻密さが欲しいところだが、短い時間に纏められているだけにまずまずといったところだろう。
見透かされた結末だが、ラストのウォルター・マッソーの表情(特に目)は印象深い。
原題 THE TAKING OF PELHAM ONE TWO THREE
製作国 アメリカ
製作・配給 United Artists Entertainment LLC
監督 ジョセフ・サージェント Joseph Sargent
製作 ガブリエル・カツカ Gabriel Katzka
製作 エドガー・J・シェリック Edgar J. Scherick
原作 ジョン・ゴーディ John Godey
脚本 ピーター・ストーン Peter Stone
撮影 エンリケ・ブラボ Enrique Bravo
撮影 オーウェン・ロイズマン Owen Roizman
編集 ジェラルド・B・グリーンバーグ Gerald B. Greenberg
音楽 デヴィッド・シャイア David Shire
出演 ウォルター・マッソー Walter Matthau
出演 ロバート・ショウ Robert Shaw
出演 マーティン・バルサム Martin Balsam
出演 ヘクター・エリゾンド Hector Elizondo
出演 アール・ヒンドマン Earl Hindman
出演 ジェームズ・ブロデリック James Broderick