公開日 1981/01/31 130分
この作品のような、ゆったりとし、奥の深い画面と穏やかな雰囲気の作品は今では珍しい。
80年代らしい作品。
作品全体は強烈な風刺で成り立っているが、アクや嫌味を感じさせないピーター・セラーズは流石としかいいようがない。
メルビン・ダグラスも同様。
更にシャーリー・マクレーンも含め、確りとした演技に支えられ、ある筈のない話が現実のように、話が大きくなって進んでゆく。
一種のコメディであり、風刺劇であるにも関わらず、人間の純粋さを称えた、深くやさしく心に残る作品である。
原題 BEING THERE
製作国 アメリカ
配給 松竹富士
監督 ハル・アシュビー Hal Ashby
製作 アンドリュー・ブラウンズバーグ Andrew Braunsberg
製作 ジャック・シュワルツマン Jack Schwartzman
原作 イエジー・コジンスキー Jerzy Kosinsky
脚本 イエジー・コジンスキー Jerzy Kosinsky
撮影 キャレブ・デシャネル Caleb Deschanel
音楽 ジョニー・マンデル Johnny Mandel
出演 ピーター・セラーズ Peter Sellers
出演 シャーリー・マクレーン Shirley MacLaine
出演 メルヴィン・ダグラス Melvyn Douglas
出演 ジャック・ウォーデン Jack Warden
出演 リチャード・Ａ・ダイサート Richard A. Dysart
出演 リチャード・ベースハート Richard Basehart