公開日 2005/11/05 133分
東京タワー建設中の昭和33年の東京の下町の家族を
ＣＧを駆使して再現して、人情味たっぷりに描いた作品。
本物と見分けがつかない程高度なＣＧと、演技力ある出演者に支えられた人情劇は、高年齢層の方には懐かしさ溢れるものだろう。
やや〝泣かせ〟に走った感のあるストーリーではあるが、ノスタルジックに感傷的な作りだけに許容の範囲内であろう。
深いフェードアウト等の演出も昔を意識したのであろうし、この作品以後、戦後の高度成長期を扱った作品や番組が多数製作されたことを思うと、何よりこの作品が社会に与えたインパクトの大きさを感じずにはいられない。
私は年齢的にジャストミートしていないが「こういう時代だったんだろうなあ」という郷愁はそれなりに感じるし、
この時代のひた向きさや人情に感動したりもした。
現在ならではの価値ある作品だと思うし、出来自体も良いので、大人には万人向きの佳作だと思う。
原題 ALWAYS 三丁目の夕日
製作国 日本
製作・配給 東宝
監督 山崎貴 Yamazaki Takashi
製作 高田真治 Takada Shinji
製作 亀井修 Kamei Osamu
ﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻｰ 安藤親広 Ando Chikahiro
製作 高橋望 Takahashi Nozomi
製作 中村仁 Nakamura Hitoshi
製作総指揮 阿部秀司 Abe Syuji
製作総指揮 奥田誠治 Okuda Seiji
原作 西岸良平 Saigan Ryohei
脚本 山崎貴 Yamazaki Takashi
脚本 古沢良太 Kosawa Ryota
撮影 柴崎幸三 Shibazaki Kouzou
美術 上條安里 Kanjyo Anri
編集 宮島竜治 Miyajima Ryuji
音楽 佐藤直紀 Satoh Naoki
特殊効果.SFX.VFX 山崎貴 Yamazaki Takashi
出演 吉岡秀隆 Yoshioka Hidetaka
出演 堤真一 Tsutsumi Shinichi
出演 小雪 Koyuki
出演 堀北真希 Horikita Maki
出演 三浦友和 Miura Tomokazu
出演 もたいまさこ Motai Masako
出演 薬師丸ひろ子 Yakushimaru Hiroko
出演 須賀健太 Suga Kenta
出演 小清水一揮 Koshimizu Kazuki