公開日　1975/09/06　　119分

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★★★★★★★　7.0

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前作はかなり良い出来の作品であり、完成度の高い作品であったが、『面白いか？』と問われると本作の方が勝るのかもしれない。
ただ、パート２ものの常として、前作のベースがあっての続編なわけで、キャラクターの説明等は不要な分、楽に作れる、観られるというアドバンテージはあるのだが。

本作は舞台を全編フランスに移したことが大きな魅力になっている。
慣れない国での主人公の苛立ちや傍若無人ぶりが面白い。
主人公のキャラクターを際立たせたハックマンの実力だろう。
麻薬の禁断症状に陥った演技など目を逸らせないほどの迫力だ。
ラストの犯人が乗っているバスを走って追うシーン、引き続き、犯人が乗っていないかもしれない船を、また走って追うシーンは、半端なカーチェイスでは足元にも及ばない追跡シーンだ。（前作のカーチェイスと対照的で面白い）

そして、前作のエンディングで消化不良な人も、スカッとする鮮やかなエンディングで本作は幕を閉じるのである。

シリーズものでは数少ない、１．２作共にヘヴィで硬派で見事な刑事劇である。

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原題 　FRENCH CONNECTION II

製作国 アメリカ
製作・配給 ＦＯＸ

監督 ジョン・フランケンハイマー John Frankenheimer
製作 ロバート・Ｌ・ローゼン Robert L. Rosen
原作 ロバート・ディロン Robert Dillon
原作 ローリー・ディロン Lauri Dillon
脚本 アレクサンダー・ジェイコブス Alexander Jacobs
脚本 ロバート・ディロン Robert Dillon
脚本 ローリー・ディロン Lauri Dillon
撮影 クロード・ルノワール Claude Renoir
音楽 ドン・エリス Don Ellis

出演 ジーン・ハックマン Gene Hackman
出演 フェルナンド・レイ Fernando Rey
出演 ベルナール・フレッソン Bernard Fresson
出演 ジャン＝ピエール・カスタルディ Jean-Pierre Castaldi
出演 キャスリーン・ネスビット Cathleen Nesbitt
出演 フィリップ・レオタール Philippe Leotard
出演 シャルル・ミロ Charles Millot
出演 エド・ローター Ed Lauter

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