クワイエット・プレイス

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公開日 2018/09/28  90分


★★★★★★ 6.0


今、ハリウッドで人気・実力を兼ね備え、最も躍進目覚ましい女優が、エミリー・ブラントだろう。
有望株の一人とは思っていたが、正直ここまでの大女優になるとは思わなかった。

さて、本作は所謂、ワン・シチュエーション・ホラー。
"もしも地球に、目が見えず耳だけが発達したエイリアンが襲ってきたら…"という設定。
"人工的な音や声を聞き取ると襲う"という異形で凶暴なエイリアン。
まあ、なので突っ込みどころは満載なのだが、それは鑑賞前から解っていたことで、そこを無下に突っ込むくらいなら観ない方がいい。

階段に突き出た釘(状)のもの。
なんで階段にあんなものが突き出るのか、と理解に苦しむのだが。 ただ、それよりも気になったのが、それを放置する演出。
「あれをまた誰かが踏んだらコントになる。ならなんで放置するのだ?」と、気に障るものを配置したままにするのは、観客に不安を蒔く演出としてはアリなんだろうな。
しかし、上品な演出とは思えないし、こういったところが「ホラーは低級」と思わせる所以だと思う。

聴覚障害の娘を持つ家族が生き残っているという設定はよかったと思う。

エミリー・ブラントの夫であり、本作でも父親役との兼任の監督・脚本ジョン・クラシンスキー。
まだまだ若く、アイデアも豊富に見える。
作品も多彩に手掛けているようなので今後に期待。

原題 TULIP FEVER

製作国 アメリカ
製作 Paramount Pictures
製作 Platinum Dunes
製作 Sunday Night
配給 東和ピクチャーズ

監督 ジョン・クラシンスキー John Krasinski
製作 マイケル・ベイ Michael Bay
製作 アンドリュー・フォーム Andrew Form
製作総指揮 セリア・D・コスタス Celia D. Costas
製作総指揮 ジョン・クラシンスキー John Krasinski
原案 ブライアン・ウッズ Bryan Woods
原案 スコット・ベック Scott Beck
脚本 ブライアン・ウッズ Bryan Woods
脚本 スコット・ベック Scott Beck
脚本 ジョン・クラシンスキー John Krasinski
衣装デザイン カシャ・ワリッカ=マイモーネ Kasia Walicka-Maimone
編集 クリストファー・テレフセン Christopher Tellefsen
音楽 マルコ・ベルトラミ Marco Beltrami

出演 エミリー・ブラント Emily Blunt
出演 ジョン・クラシンスキー John Krasinski
出演 ミリセント・シモンズ Millicent Simmonds
出演 ノア・ジュープ Noah Jupe
出演 ケイド・ウッドワード Cade Woodward
出演 レオン・ラッサム Leon Russom