
公開日 2018/08/03 147分
トム・クルーズ主演 M:Iシリーズも6作目となる。
いずれもその時代のトップレベルのアクション映画だ。
本作は前作『ローグネーション』の続編といえる作品で、監督も引き続いてクリストファー・マッカリー。
だが今回のIMFチームには何故かジェレミー・レナーはいない。
どうもスケジュールが合わなかったらしい。
これまでも様々な飛び降りアクションを繰り返してきたシリーズだが、今回はタイトルそのものが「フォールアウト」だけに、成層圏近くからのヘイロージャンプからヘリの落下まで、落ちる、落ちる。
レベッカ・ファーガソンはこのシリーズでも最もアクションが似合う女優だと思う。
引き続きの出演は嬉しい。
しかも本作では『M:i-Ⅲ』以来の元妻役でミシェル・モナハンも登場。
『M:i-2』のサンディ・ニュートンの劣化具合に比し、「いったい何歳なんだ?」の疑問も頭をかすめる若さを見せながら、イーサン・ハントの行動原理まで復習できるという総集編的な色合いを見せている。
この辺りは007のルーツに迫った『スカイフォール』(タイトルが似ている)や『スペクター』の影響があるのかもしれない。
今回は“スーパーマン”ヘンリー・カヴィル助演男優に排することで、アクションとしての厚みも最高だと思う。
パリのカー&バイクアクション、ロンドンの屋根の上の疾走、カシミールのクライミング等、観光要素もふんだんに備えている。
ラストの「よくロケハンできたな、許可下りたな」な場所に至る大スペクタル。
そして、トム・クルーズがワイヤーをグっと引っ張るだけという結末には「え、それだけで大型ヘリが保ってたの?!」とビックリ。
トム・クルーズが老けたとか、サービスカット(裸体)がなくなったとか、そんなことは補って余りある1級アクションが展開される超安心作。
原題 MISSION: IMPOSSIBLE - FALLOUT
製作国 アメリカ
製作 パラマウント Paramount Pictures
製作 Skydance Productions
製作 TC Productions
製作 Bad Robot
製作 Alibaba Pictures
製作 Film France
配給 東和ピクチャーズ
監督 クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie
製作 トム・クルーズ Tom Cruise
製作 ジェイク・マイヤーズ Jake Myers
製作 クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie
製作 J・J・エイブラムス J.J. Abrams
製作総指揮 デヴィッド・エリソン David Ellison
製作総指揮 デイナ・ゴールドバーグ Dana Goldberg
製作総指揮 ドン・グレンジャー Don Granger
原作 ブルース・ゲラー Bruce Geller
脚本 クリストファー・マッカリー Christopher McQuarrie
撮影 ロブ・ハーディ Rob Hardy
プロダクションデザイン ピーター・ウェナム Peter Wenham
衣装デザイン ジェフリー・カーランド Jeffrey Kurland
編集 エディ・ハミルトン Eddie Hamilton
音楽 ローン・バルフェ Lorne Balfe
出演 トム・クルーズ Tom Cruise
出演 ヘンリー・カヴィル Henry Cavill
出演 ヴィング・レイムス Ving Rhames
出演 サイモン・ペッグ Simon Pegg
出演 レベッカ・ファーガソン Rebecca Ferguson
出演 ショーン・ハリス Sean Harris
出演 アンジェラ・バセット Angela Bassett
出演 ヴァネッサ・カービー Vanessa Kirby
出演 ミシェル・モナハン Michelle Monaghan
出演 アレック・ボールドウィン Alec Baldwin
出演 ウェス・ベントリー Wes Bentley
出演 フレデリック・シュミット Frederick Schmidt