
公開日 2018/06/29 135分
「面白かったけど、それだけだなー、まあ予想はしてたけど。」な作品。
『ローグ・ワン』に続くスター・ウォーズ・シリーズのスピンオフ第2弾。
シリーズ中でも最も際立ったキャラクターであり、 監督には巨匠の域に達したともいえるロン・ハワードを据え、製作側は大いに勝算があったのだろう。
だが、その一方でこのアウトローをディズニーがどう描くかには不安もあった。
鑑賞前の予告からして、主人公がどうしてもハリソン・フォードに重ならないことも難点だった。
結果、『ローグ・ワン』には興業的に及ばず、"あのハン・ソロに見えない"のが、大きなマイナスになったと思う。
また決着しない物語、しかも続編の有無も判らないこともマイナスに作用したのだろう。
冒頭から恋人のいるソロを観て『そうかこれは悲恋の物語なのか』と思えたが、それも消化不良だった。
アウトローを描くには、非道さも血生臭さもディズニーの想定内で収まっている。
単なるアクション映画として観るならば、壮大なスケールと大規模なアクションは充分に見応えがある。
とりわけ往年の列車強盗を彷彿させる貨車の強奪シーンは迫力満点。(3Dで観たいとまでは思わなかったが)
主人公のキャスティングに納得がいかない一方で、ヒロイン役のエミリア・クラークは予想以上によかった。
スター・ウォーズのキャラクターはダース・モールが出てくる程度で、『ローグ・ワン』同様、殆ど出てこない。
原題 SOLO: A STAR WARS STORY
製作国 アメリカ
製作 Lucasfilm
製作 Walt Disney Pictures
製作 Allison Shearmur Productions
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
監督 ロン・ハワード Ron Howard
製作 キャスリーン・ケネディ Kathleen Kennedy
製作 アリソン・シェアマー Allison Shearmur
製作 サイモン・エマニュエル Simon Emanuel
製作総指揮 ローレンス・カスダン Lawrence Kasdan
製作総指揮 ジェイソン・マクガトリン Jason McGatlin
製作総指揮 フィル・ロード Phil Lord
脚本 ジョン・カスダン Jon Kasdan
脚本 ローレンス・カスダン Lawrence Kasdan
撮影 ブラッドフォード・ヤング Bradford Young
プロダクションデザイン ニール・ラモント Neil Lamont
衣装デザイン グリン・ディロン Glyn Dillon
衣装デザイン デイヴ・クロスマン Dave Crossman
編集 ピエトロ・スカリア Pietro Scalia
音楽 ジョン・パウエル John Powell
音楽 ジョン・ウィリアムズ John Williams
キャラクター創造 ジョージ・ルーカス George Lucas
出演 オールデン・エアエンライク Alden Ehrenreich
出演 ウディ・ハレルソン Woody Harrelson
出演 エミリア・クラーク Emilia Clarke
出演 ドナルド・グローヴァー Donald Glover
出演 タンディ・ニュートン Thandie Newton
出演 フィービー・ウォーラー=ブリッジ Phoebe Waller-Bridge
出演 ヨーナス・スオタモ Joonas Suotamo
出演 ポール・ベタニー Paul Bettany
出演 アンソニー・ダニエルズ Anthony Daniels
出演 レイ・パーク Ray Park