
公開日 2016/06/10 111分
神オリジナルの『瞳の奥の秘密』は私の2013年ホームシアター洋画鑑賞の8位。
本作は2016年ロードショー鑑賞の10位だが、順位差以上にその差は大きい。
衝撃的な展開を持つだけに鑑賞順序は大きな意味を持つが、地域性もオリジナル(アルゼンチン)ならではの効果がある。
南米におけるサッカーに対する熱や治安に軽く見る犯罪者にはオリジナルの説得力が強い。
ただ本作には、ニコール・キッドマンの貫録さえ備えた美貌に"ハリウッド映画"の煌びやかさがある。
容色の衰えを気にしていたのだが、実際のところは大画面に釘付けになった。
一方、本作の出演を強く望んだというジュリア・ロバーツは、怪演とも言えるほどの鬼気迫る演技だ。
テロップ上は2大女優の共演だが、その立ち位置は大きく異なるので、並べて観たい観客は多いだろうが、そこにフォーカスすると困惑もするし、作品の価値も見誤ることになる。
細やかな変更や工夫は施されており、アメリカ版として失敗はしていないものの、オリジナルは超えるだけのアイデアも、表現も感じなかった。
原題 SECRET IN THEIR EYES
製作国 アメリカ
製作 Gran Via Productions
製作 IM Global
製作 Ingenious Media
製作 Route One Entertainment
製作 SITE Productions
製作 Willie's Movies
配給 キノフィルムズ
監督 ビリー・レイ Billy Ray
製作 マーク・ジョンソン Mark Johnson
製作 マット・ジャクソン Matt Jackson
製作総指揮 スチュアート・フォード Stuart Ford
製作総指揮 デボラ・ジプサー Deborah Zipser
製作総指揮 ラッセル・レヴィン Russell Levine
製作総指揮 イ・ジェウ Lee Jae Woo
製作総指揮 ロバート・シモンズ Robert Simonds
製作総指揮 マット・ベレンソン Matt Berenson
製作総指揮 ジェレマイア・サミュエルズ Jeremiah Samuels
製作総指揮 フアン・ホセ・カンパネラ Juan Jose Campanella
オリジナル脚本 フアン・ホセ・カンパネラ Juan Jose Campanella
オリジナル脚本 エドゥアルド・サチェリ Eduardo Sacheri
脚本 ビリー・レイ Billy Ray
撮影 ダニー・モダー Danny Moder
編集 ジム・ペイジ Jim Page
音楽 エミリオ・カウデレル Emilio Kauderer
出演 キウェテル・イジョフォー Chiwetel Ejiofor
出演 ニコール・キッドマン Nicole Kidmon
出演 ジュリア・ロバーツ Julia Roberts
出演 アルフレッド・モリナ Alfred Molina
出演 マイケル・ケリー Michael Kelly
出演 ジョー・コール Joe Cole
出演 ディーン・ノリス Dean Norris