
公開日 2016/04/22 156分
1800年代のアメリカ西部開拓時代。
極寒の地で熊に襲われ、仲間に襲われ、先住民に襲われ。
死はどこにでもある世界。
生き続けることが難しい時代。
だからこその、生きる意思、息子を殺された怒り。
その精神はシンプルで図太い。
レヴェナントとは黄泉の国から蘇った者という意味らしいが、それにしてもディカプリオの不死身は過ぎる。
生にとって厳しい原野の映像が美しい。
崖から馬と転落するシーンなど印象的な映像も多い。
自分が生き残り、憎い相手を殺す。
生への執着で覆われた作品だが、それですべてが報われる訳ではないことは窺える。
ネイティブ・アメリカンと白人の確執が本作のサイドストーリーでもあるのだが、(主人公はネイティブ・アメリカンの妻と混血の息子を持ち亡くす)これこそが現代に通じる本作のテーマなのだろう。
長い上映時間と台詞が少なく感情移入がし辛いだけに、ダレる観客も少なからず予想はできる。
原題 THE REVENANT
製作国 アメリカ
製作 Regency Enterprises
製作 RatPac Entertainment
製作 New Regency Pictures
製作 Anonymous Content
製作 M Prods
配給 20世紀フォックス映画
監督 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ Alejandro Gonzalez Inarritu
製作 アーノン・ミルチャン Arnon Milchan
製作 スティーヴ・ゴリン Steve Golin
製作 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ Alejandro Gonzalez Inarritu
製作 メアリー・ペアレント Mary Parent
製作 ジェームズ・W・スコッチドープル James.W.Skotchdople
製作 キース・レドモン Keith Redmon
製作総指揮 ブレット・ラトナー Brett Ratner
製作総指揮 ジェームズ・パッカー James Packer
製作総指揮 ジェニファー・デイヴィソン・キローラン Jennifer Davisson Killoran
製作総指揮 デヴィッド・カンター David Kanter
製作総指揮 ポール・グリーン Paul Green
製作総指揮 マーカス・バーメットラー Markus Barmettler
製作総指揮 フィリップ・リー Philip Lee
原作 マイケル・パンク Michael Punke
脚本 マーク・L・スミス Mark L. Smith
脚本 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ Alejandro Gonzalez Inarritu
撮影 エマニュエル・ルベツキ Emmanuel Lubezki
プロダクションデザイン ジャック・フィスク Jack Fisk
衣装デザイン ジャクリーン・ウェスト Jacqueline West
編集 スティーヴン・ミリオン Stephen Mirrione
音楽 坂本龍一 Sakamoto Ryuichi
音楽 カーステン・ニコライ Carsten Nicolai
特殊効果.SFX.VFX リッチ・マクブライド Rich McBride
出演 レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio
出演 トム・ハーディ Tom Hardy
出演 ドーナル・グリーソン Domhnall Gleeson
出演 ウィル・ポールター Will Poulter
出演 フォレスト・グッドラッグ Forrest Goodluck